親心と子心は、なぜこうも違うのか?『 家族脳 』プレビュー!!
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メンタル心理サポートやシニアには終活ライフメンタル支援も行っています。
わたしは ライフサポートたんぽぽ 代表の新谷です。

最近読んだ本の中でオススメをひとつご紹介しましょう。
『 家族脳 』 親心と子心は、なぜこうも厄介なのか
黒川伊保子 著 /新潮文庫
この本、すっごい面白かったです!
著書の黒川伊保子さんは
メーカーで人工知能の研究に関わり
脳の機能論を研究、
そののち感性分析の第一人者としての
リサーチ会社の代表となり、お仕事の
他エッセイ等の著作も人気の方です。
この『家族脳』もエッセイですが、
ご自身の育児からの経験をベースに
脳科学研究者の見地から
親子関係、夫婦関係の間で見られる
脳機能の違いによる「すれ違い」を
わかりやすく解説したり、
脳にとって必要な栄養や成長過程に
ついてのアドバイスがあったり
そこで展開される例え話がまた
面白くてわかりやすいものでした!
例えば印象的だったのが夫婦関係についてですが・・・
以下 本文より引用 ↓↓脳科学的に・・・。
〇夫婦は、「同じモノを見て、同じように感じ、
共感と敬愛でしみじみとことばを交わす」ようにはできていない。
生殖して、遺伝子を残す。
そのもっとも効率的な方法は、「感性の違うもの同士の掛け合わせ」に
他ならない。
まずは、男性脳と女性脳は全く別ものであると認識ください。
ちがう人種であるということを念頭においてください。
たとえば、寒さに強い個体と、暑さに強い個体が交配すれば、
子孫には、どちらの型も混じることになる。
地球が温暖化しても、寒冷化しても、誰かは生き残る。
つまりね、エアコンの理想の設定温度が一致する夫婦は、
理論上、存在しえないことになる。
どちらかが快適なら、どちらかが寒い(または暑い)のが
「相性のいい夫婦」というものなのだ。
〇家族の食についてのアドバイスは・・・
食事を甘いものや炭水化物だけで済まさないで。
夕ご飯の後、甘いものを口にしないで。
つまり、糖質摂取の仕方に注意してほしいのである。
これだけで、家族の性格と体型はかなり変わる。
栄養の世界は知り始めるといろいろあって面白いけど、
まずは挑戦してほしい。
(中略・・・)
だるそうに座っていたかと思うと、ムカついてキレる。
人の話を聞けない。やる気が続かない、
やる気なんてそもそも起こらない。
こんな現象が家族の中にあるなら、それは性格が悪いのでもなく、
しつけに失敗したわけでもない。
脳と身体が血糖値のコントロールに失敗しているのである。
それはとりもなおさず、糖質ばかりの食事に起因している。
糖質だけで、食事を済まさないこと。ジャムトーストに、
甘いカフェオレなんて、食事とは言わない。
(中略・・・)
夫や子供の性格を直したいと思うなら、
あるいは成績を上げさせようと思うなら、愚痴や小言ではなく、
食事を変えよう。
それは、やってみるとわかる、本当に魔法のような「近道」なのだから。
夫婦の間でどうも噛み合ない感覚や
思春期に入った子供の態度の変化に
日々驚きや不安に思っていることも、
「脳の仕組み」を知る事で、
新しい視点を得て気持ちがフッと
軽くなるような気がします。
また、子供に対して、「それはダメ!」「勉強しなさい」が口ぐせに
なっている毒親が非常に多いことは事実ですね。
それでは、才能を委縮させてしまうというものです。
普段 、すっきりとしないモヤモヤしていることばかりを
著者がむちゃくちゃわかりやすく
脳の働きについて解説してくれて、
え~っ「そういうことだったの~!?」
と目からウロコのことがいっぱいでした。
読んでみましてすごく納得してしまいます ^^。
家族についてモヤモヤしている方に
ぜひ読んでほしい一冊です。
それは個人の性格やしつけの
問題ではないかもしれません。
知る事でお互いを尊重し、
家族の絆を深めることができるような
接し方のヒントが見つかりましたら幸いです。
今日のひとこと
希望さえあればどんな所にでも たどりつける。作?
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『 家族脳 』 親心と子心は、なぜこうも厄介なのか
黒川伊保子 著 /新潮文庫
この本、すっごい面白かったです!
著書の黒川伊保子さんは
メーカーで人工知能の研究に関わり
脳の機能論を研究、
そののち感性分析の第一人者としての
リサーチ会社の代表となり、お仕事の
他エッセイ等の著作も人気の方です。
この『家族脳』もエッセイですが、
ご自身の育児からの経験をベースに
脳科学研究者の見地から
親子関係、夫婦関係の間で見られる
脳機能の違いによる「すれ違い」を
わかりやすく解説したり、
脳にとって必要な栄養や成長過程に
ついてのアドバイスがあったり
そこで展開される例え話がまた
面白くてわかりやすいものでした!
例えば印象的だったのが夫婦関係についてですが・・・
以下 本文より引用 ↓↓脳科学的に・・・。
〇夫婦は、「同じモノを見て、同じように感じ、
共感と敬愛でしみじみとことばを交わす」ようにはできていない。
生殖して、遺伝子を残す。
そのもっとも効率的な方法は、「感性の違うもの同士の掛け合わせ」に
他ならない。
まずは、男性脳と女性脳は全く別ものであると認識ください。
ちがう人種であるということを念頭においてください。
たとえば、寒さに強い個体と、暑さに強い個体が交配すれば、
子孫には、どちらの型も混じることになる。
地球が温暖化しても、寒冷化しても、誰かは生き残る。
つまりね、エアコンの理想の設定温度が一致する夫婦は、
理論上、存在しえないことになる。
どちらかが快適なら、どちらかが寒い(または暑い)のが
「相性のいい夫婦」というものなのだ。
〇家族の食についてのアドバイスは・・・
食事を甘いものや炭水化物だけで済まさないで。
夕ご飯の後、甘いものを口にしないで。
つまり、糖質摂取の仕方に注意してほしいのである。
これだけで、家族の性格と体型はかなり変わる。
栄養の世界は知り始めるといろいろあって面白いけど、
まずは挑戦してほしい。
(中略・・・)
だるそうに座っていたかと思うと、ムカついてキレる。
人の話を聞けない。やる気が続かない、
やる気なんてそもそも起こらない。
こんな現象が家族の中にあるなら、それは性格が悪いのでもなく、
しつけに失敗したわけでもない。
脳と身体が血糖値のコントロールに失敗しているのである。
それはとりもなおさず、糖質ばかりの食事に起因している。
糖質だけで、食事を済まさないこと。ジャムトーストに、
甘いカフェオレなんて、食事とは言わない。
(中略・・・)
夫や子供の性格を直したいと思うなら、
あるいは成績を上げさせようと思うなら、愚痴や小言ではなく、
食事を変えよう。
それは、やってみるとわかる、本当に魔法のような「近道」なのだから。
夫婦の間でどうも噛み合ない感覚や
思春期に入った子供の態度の変化に
日々驚きや不安に思っていることも、
「脳の仕組み」を知る事で、
新しい視点を得て気持ちがフッと
軽くなるような気がします。
また、子供に対して、「それはダメ!」「勉強しなさい」が口ぐせに
なっている毒親が非常に多いことは事実ですね。
それでは、才能を委縮させてしまうというものです。
普段 、すっきりとしないモヤモヤしていることばかりを
著者がむちゃくちゃわかりやすく
脳の働きについて解説してくれて、
え~っ「そういうことだったの~!?」
と目からウロコのことがいっぱいでした。
読んでみましてすごく納得してしまいます ^^。
家族についてモヤモヤしている方に
ぜひ読んでほしい一冊です。
それは個人の性格やしつけの
問題ではないかもしれません。
知る事でお互いを尊重し、
家族の絆を深めることができるような
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